みなさま、こんにちは!
いつもありがとうございます。
少し前に、カウンセリングやセラピーの勉強をしていたとき、カウンセリングの講師の方に聞いたお話です。
「人が癒されるのに、いったい何年かかると思いますか?」
うーん。短くて5年?長くて10年?
「週3回のカウンセリングを受けて60年かかります」
えーーーっ!??
椅子からずり落ちそうになってしまいました。
まぁ確かにそうかも。
カウンセリング「だけ」ならそれだけかかるかも??
でも、実際には60年も受けることなんてできないし、週に3回は無理でしょう^_^;
私はかれこれ10年はスーパービジョンを受けたり、時にはカウンセリングのようなものを受けたりしていますが、やっとここ!まだここ!?という感じです^_^;
プロになると、メンテナンスや、みなさんよりも先を行かなくてはいけないので、やっぱり沢山のワークやサポートが必要になるんです。
なんで先を行かなくちゃならないかというと、たぶんなんですけど、先に癒されることでそれを伝えたり提供しなくちゃいけないんだと思うんです。
前のブログでも書きましたが、経験しなければ伝えることができないんです。
頭で分かったことを伝えようとしても、たぶん人は納得しないんじゃないかなぁ?
私はこれまで沢山のスーパービジョンやセッションを受けてきていますが、その中で教えられたことを最初はそのまま鵜呑みにしていました。
でも実は最初から違和感がたくさんあって、「おかしいな、でもそう教えてもらっているのだからきっとそうなのかもしれない」と思い込もうとしてきました。
でもだんだんと、自分のやりたいことが見えてきて、「あれ?やっぱりこれまで違和感に感じてたのは間違ってなかったのかも??」と思うようになりました。
ときに違和感は「個性」に直結しています。
自分のなかの「個性」や「独特の方向性」が、それを違和感として捉えるのです。
それはとてつもなく孤独なので、一生懸命感じないように見ないようにするのですが、やっぱり嘘はつけないのです。
頑張って枠組みから外れないようにしますし、なるべくおかしなことはしないようにと頑張るわけです。
でもやっぱり教えてもらったようにはできないことが沢山あるんです。
最初はそれが悲しくて情けなくて、どうして私はみんなと同じように出来ないんだろう?と悩みました。
おかしいな、私が間違ってるのかな。
私はこの仕事に向いてないのかもしれないと思いました。
でも、実は、私と同じように感じてる方がたくさんいらっしゃって、そういった人達のお手伝いをするんだなと分かるようになりました。
「みんなと同じようにできない」、「分からない」という方のお手伝いをしていくのだと思ったのです。
そういうところに気付けるまで10年近くかかって、私の癒しはまだまだ続いていくのですが、その人にとっての癒しもまたその人の辿り着きたいゴールというのがあると思うので、そこまで続いていくのだと思います。
癒しのゴールは、自分で決めていいと思います。
逆に決めてください。
こうなりたいとか、こんな風に生きたいとか、思い描くことが大事です。
ここまで癒されたら、変化できたらラッキーだな、幸せだなというゴールといいますか、目標を持つんです。
最初はここまで、次はそこまで、と少しづつ目の前のことに取り組んで進んでいくと、いつかはそこに辿り着いています。
長いようであっとゆう間です。
寄り道、道草しながらでも、楽しみながら進みましょう☆
プリエール 桜岡ともこ