創造療法2日目〜子供の頃に感じてた山の向こう〜からの続きです。
3日目に描いた絵画からは、さらに自身の内側と外側を整理し受け入れていく過程が現れており、箱庭のトレーからはポジティブな側面が現れ、健全なバンダリーのなかで自己への信頼ができている状態。
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創造療法3日目。
さすがに3日目は疲れてきました。
昨日からの疲労感が抜けていません。
もうこのまま帰ってしまいたいと思いました。
でも、本当はこれからが本番で、本当にやらなきゃならないのはこれからでした。
創造療法は体力勝負ですと言われていたことが身に染みます。
頭痛と疲れた体でサロンに向かい、少しの間、森のなかのベンチに腰掛け、木々の揺れる音や風の感触、鳥たちの鳴き声を聞きながら過ごしました。
そうしているうちに、心と体が落ち着いてきてワークへの準備が整ってきました。
セラピストさんが蒔きストーブに蒔きを汲む姿をみていると、とても癒されます。
パチッパチッとはじけて、しだいに暖かくなっていきます。
「どんなお気持ちですか?」と聞かれたので、「モヤモヤしていて何かを出したい気持ちです」と答えました。
すると、白い画用紙を出されました。
「ここに出したいものを表現してください」と言われ、私は感情をぶつけるために絵を描くことはちょっと苦手と躊躇しました。
少しの間、しっくりくる色を感じながらクレヨンを眺めていました。
しだいに手に取りたい色がわいてきて、クレヨンを手に取りました。
最初はぐちゃぐちゃに色を乗せましたが、だんだんとグルグルと丸い円になっていきました。
必死に手を動かします。
無我夢中です。
もうここらへんでトランス状態です。
気持ちがよくなってきます。
描いた丸い球体は光を帯びはじめます。
光を描きはじめ、それは右側へと広がっていきます。
もうすでに画用紙いっぱいに描いてしまっていたため、右側にスペースがありません。
「もう一枚付け足していいですか?」と聞くと「いいですよ」と言われたので、二枚目を繋げました。
描いた光はどんどん右側へ広がっていき、その先にはなにがあるのだろう?と感じていると、小さな惑星が見えてきました。
惑星は地球でした。
地球を描き、そこへたくさんの光が届いています。
大きな丸い球体もたぶん惑星です。
そこから地球へと光がまっすぐと届いています。
私は大きな丸い球体にいました。
そこから使命をもった光が、地球へと伸びていきます。
描き終わると、今度はそれを具体的に箱庭に現してみましょうとなりました。
使命をもった光がどのようなものなのか、表現してくださいと言われました。
私はまた戸惑いました。
そんなの分からないと思いました。
また少しの間、自分のなかに何かがわいてくるのを感じていました。
すると、「音楽」とゆう言葉がわいてきました。
もう嫌だと思いました。
箱庭は作ってしまったら最後。
箱庭は錬金術ですから、作ってしまったらそのようになっていくと告げられていました。
確かに、音楽は私にとって喜びです。
私にとっての光です。
でも、もうこの歳になって音楽に携わることはしんどいことでもありました。
体も時間もついていきません。
子供の頃は、ピアノが好きで10年ぐらい習っていました。
でも本当はそれ以上に歌うことも好きでした。
楽器と歌うことが大好きでした。
なんにもない砂場に、楽器を置きたくなりました。
実は昨日から目に入っていたものがありました。
小さなギターのようなものが飾られていたのを私は知っていました。
(あとで、それがライヤーだと知りました)
ですがそれまでそれを置きたいとは思いませんでした。
この日、はじめて置きたいと思ったのです。
覚悟を決めて、その小さな楽器を砂場へ置きました。
あぁどうしようと思いながら、観客席を作り、私の居場所を表現しました。
お客さんと私はバラやお花で表現しました。
そして私の周りにはたくさんの叡智が。
楽器を弾きながら私は歌います。
歌いながら私は、今回携えてきた叡智を歌声に乗せてお客さんに届けるのです。
ヒーリングとして、私は歌を歌います。
スピリチュアルやヒーリングに興味のない方でも届けることができる。
たぶん、それが私の本質的な願いなのだと思います。
覚醒や癒しとかとゆう目的は持たず、ただそこにある当たり前のものとして、音楽と同じように高次元とゆう概念がある世界ならいいなと思っているのだと思います。
この夢は、実は少し前から思い浮かんでいたことでした。
けれど、楽器を習うところから始めなければならなくて、先生を探している途中でした。
途中で少しストップしていました。
やることがたくさんありすぎて、そんなことをしている暇なんてないと思ったからでした。
そのうちに、またスッカリ忘れていました。
この夢は、誰にも言ったことはありませんでした。
今更、そんなことが出来るのだろうか?と思いました。
肉体がなかなか思うようにいかないこと、体力がないことがいつも私を苦しめました。
体のことを思うと、諦めることしか思い浮かびませんでした。
この仕事についても同じでした。
「元気になるために私のところに来るんでしょ?」と、いつもスーパーバイザーさんには言われます。
山梨のセラピストさんも、当分はライトワーカー用のボディーワークでお手伝いしたいとおっしゃってくださいました。
帰宅してからも全部出しきれていなかったようで、黄金の花でサポートしていただきながらゆっくり変化していきました。
肉体に戻ってきた叡智の調整もしていただきました。
こうして、3日間の濃いリトリートは終わりました。
次回は、さらに濃いシャドウワークのリトリートが待っています。
創造療法は変性意識になり、感情のままに、手や体が動くままに感じていることを出していく作業でした。
自分と向き合うのは大変だけど、とても気持ちのいいものです。
私が思っていた通りのことでした。
プリエール 桜岡 智子
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いよいよXmasですね。
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